睡眠不足で糖尿病のリスクが上がる!?

ブログ画像睡眠不足はインスリン抵抗性を高めると言われています。
(インスリン抵抗性とはインスリンに対する感受性が低くなり、インスリンが働きにくくなっている状態のこと。)

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。
【インスリンの働き】
1、血糖値が上がる
2、膵臓からインスリンが分泌される
3、インスリンが細胞の受容体に結合し、細胞が血液中の糖を取り込む
4、余った糖は中性脂肪などとして蓄えられる

このようにインスリンには血液中の糖を細胞に取り込み、血糖値を下げる働きがあるのですが、睡眠不足によって正常に働かなくなってしまう可能性があります。


また、インスリン抵抗性が高まると、2型糖尿病になるリスクが上がってしまいます。

※1型糖尿病はほとんどが免疫異常によって膵臓のインスリンを分泌する細胞が破壊されてしまうことにより起こります。

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という血糖値を表す値があるのですが、HbA1cが6.5%だと糖尿病と言われています。

睡眠不足だけが原因ではないかもしれませんが、HbA1cが高い方は睡眠にも注意が必要です。