目標は、小さく積み重ねる。(11)

ブログ画像昨年11月のことです。
電車の時間に間に合わせようと、大門交差点から浜松町駅北口まで走りました。
ところが、ほんの数十メートルで息が上がり、足も絡まって思うように前へ進みません。

「これはやばい。」

そう思いました。
一日に多くのお客様を施術し、集中力を保ちながら、この仕事を長く続けていくためには、足腰が弱ってはいけない。

「少しずつでも走れる体をつくろう。」
そう思ったのが始まりでした。

そして迎えた今年のお正月。
私は一つだけ目標を立てました。
「ハーフマラソンを完走する。」

もちろん、最初から長い距離を走ろうとは思いませんでした。
まずは数百メートル。
次は1km。
そして2km。
無理をして続かなくなるよりも、「今日も走れた」と思える距離を積み重ねることを大切にしました。

その後、5kmマラソンに挑戦し、10kmマラソンにも参加しました。
大会に出た目的は、速く走ることではありません。
自分の体を知るためです。

どこが疲れるのか。
どこに痛みが出るのか。
その原因は何なのか。
どうすれば早く回復できるのか。
フォームのどこを改善すればいいのか。
そして、どんな練習をすれば次の課題を克服できるのか。

一つひとつ、自分の体で確かめながら進んできました。
登山を始めたのも、その一つです。
脚力や体力を養うだけでなく、長時間体を動かしたとき、自分の体がどのように反応するのかを知りたかったからです。

私の仕事はセラピストです。
お客様から、「走ると膝が痛くなる」「腰が痛くなる」とご相談を受けることがあります。
もちろん、知識としてお伝えできることはたくさんあります。
でも私は、それだけでは少し物足りないと感じていました。
自分で経験したことだからこそ、自信を持ってお伝えできることがあります。

今回の挑戦は、ハーフマラソンを完走することだけが目的ではありません。
自分の体で学び、その経験をお客様へ還元すること。
それも、この挑戦の大切な目的でした。

そんな思いで迎えた、人生初めてのハーフマラソン。

その一日がどんな一日になったのか。
次回、お話ししたいと思います。

 

 

★新津★








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